年度「2024年度シラバス」、フォルダ「2024年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   文法のしくみ  
担当教員   杉本 貴代  
対象学年     クラス      
講義室   644教室   開講学期   春学期  
曜日・時限   水3   単位区分    
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme 言語学を通して現代英語の全体像と文法のしくみを理解する。  
概要 Synopsis 本授業では、言語学的視点から英語の文法のしくみを学びます。言語学とはことばを科学的に研究する学問分野です。高校までの英語を学ぶ授業とは異なり、英語を対象とする言語学、すなわち「英語学」では、英語を客観的に捉えます。英語そのもののしくみを音声、語彙、意味、文法、談話といった異なる次元(側面)に分解し、抽象化します。英語に限らず、抽象化された言語知識は母語話者も無意識に使っている知識で、規則性があります。これまで外国語としての英語を学習してきたみなさんには、客観的に英語独自の規則的で緻密なしくみを意識することで、英語を効率的に学習し上達させられることを実感してもらいたいと思います。英語は難しいと感じている人もいると思いますが、英語は日本語と同じ言葉です。皆さんが幼少期に無意識のうちに母語を学んだときのように、まずは「音声」の英語に慣れ親しんでもらい、英語の語彙、意味、文法、談話の特徴について体得してもらいたいと考えています。英語の地域性や歴史的変遷についても同様に「音声英語」を通じて学び、英語に対する多面的な理解を深めまたいと思います。
 
到達目標 Aim 1.英語の文の構造について日本語などと比較しつつ英語で説明できる。
2.英語の動詞、態、相の特徴について、例を挙げて口頭で説明でき、正確に使うことができる。
3.英文の結束性について説明でき、かつ正確に英文の情報構造を読み取ることができる。
4.世界各地の英語の文法的特徴とその歴史的由来について英語で概説できる。  
授業形態 Class style 講義と演習の形式をとります。  
使用言語 Language(s) 日本語と外国語 Japanese and foreign language(s)
アクティブ・ラーニングActive Learning  PBL(課題解決型学習) Project-based learning
ディスカッション、ディベート Discussion , Debate
グループワーク Group work
内容・スケジュール Contents, schedule 1. Introduction (授業概要説明)
2. Registers, dialects and grammar (英語の多様性)
3. English grammar and pronunciation(発音に表れる文法情報)
4. Words and word classes(英語の単語と品詞、そして発音の特徴)
5. Phrases and clauses (句と節の役割と文法)
6. Nouns, pronouns, and the simple noun phrase (名詞・代名詞・名詞句)
7. Verbs and verb phrases (動詞と動詞句)
8. Tense, aspect, voice, and modal use (時制・相・態・助動詞の使用)
9. Adjectives and adverbs (形容詞と副詞の機能)
10. Clause (節の種類と使い方)
11. Complex noun phrases(複合名詞句)
12. Verbs and adjective complement clauses (動詞・形容詞節の使い方)
13. Adverbials (副詞の効果的な使い方)
14. Word order choices (語順と文法)
15. Grammar of English discourse (談話を作る文法)、確認テスト
 
準備学習・事後学習 Preparation, review 予習と復習は必須です。予習は次の授業で扱うテーマに沿った教材と課題に取り組んでもらいます。復習としては、予習と授業で学んだことをさらに深めるための課題に取り組んでもらいます。
なお、各自の英語の習熟度や興味関心に応じて最適な学習方法がありますので、個別に助言しますので、自分の楽しめる学習方法を見つけてください。  
準備学習・事後学習の時間 準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)
学外授業 Outside activities 授業はすべて学内の教室で行われる。受講生の状況に応じて授業で学んだ英語が使える環境を適宜構成していく予定である。  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 小テスト(70%)および提出課題(30%)を総合的に評価する。
 
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 小テストおよび提出課題は翌週授業で返却し、解説する。  
テキスト Textbooks 使用せず。資料を配布する。  
参考図書 References 授業で適宜紹介する。  
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL https://lms.aichi-u.ac.jp/2024/course/view.php?id=1896  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc 課題提出等はMoodle上で行います。提出期限を厳守してください。学びを深化させるため、英語で話して覚える、気づく、工夫する機会を多く設けます。  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470  
SDGsとの関連 Related SDGs すべての人に健康と福祉を Good health and well-being
質の高い教育をみんなに Quality education
ジェンダー平等を実現しよう Gender equality
人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities
住み続けられるまちづくりを Sustainable cities and communities