年度「2024年度シラバス」、フォルダ「2024年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
Detail of syllabus is in the following.
Subject Name   言語コミュニケーション  
Charge Teacher   杉本 貴代  
Lectures target     Class      
Lecture Room   640教室   Course Time   秋学期  
Day・Period   水4   Unit Classification    
科目種別   講義   Unit Count  
Matter of prepare    
Notes    
テーマ Theme 心理・社会言語学的視点から、効果的な対人コミュニケーションの原理と機能を学び、目的や関係性に適した英語の使い方を習得する。  
概要 Synopsis 「ことば」は多様性と普遍性の両面をもち、私たちの日常的なコミュニケーションにおいて重要な役割を担う。本講義では、ことばの中でも世界中で話され使用されている英語(World Englishes)を客観的に観察するための視座を養う。日英語のコミュニケーションに関する最新の知見を紹介するとともに、ことばの不思議についても取り上げ、ことばを生み出す心、ことばを記憶する心についての理解を深める。具体的には、私たちが対人コミュニケーションを通して多様な音声・文字情報をどのように頭の中で処理し、理解しているかについて社会心理学および心理言語学の視点から解説する。英語における効果的な対人コミュニケーションを促すしくみとその具体例なども紹介し、対話相手の特性等に応じた柔軟な英語の使い方を考える。また、言語能力を遺伝子と環境の両面から取り上げ、子どもの母語獲得の過程に関する最新の知見を紹介する。そして普段あまり気づくことのないことばの不思議についても取り上げ、ことばを生み出す心、心と心をつなぐことばについての理解を深める。    
到達目標 Aim 1.英語でのコミュニケーションのトラブルについて、協調の原理の点から説明できる。
2.言語獲得の普遍性と英語習得の個別性について事例を挙げて説明することができる。
3.効果的な対人コミュニケーションのための適切な英語表現の使用について説明できる。  
授業形態 Class style 授業は、学生の理解度および毎回のテーマや内容に応じて講義形式と演習形式を組み合わせて行われる。  
使用言語 Language(s) 日本語と外国語 Japanese and foreign language(s)
アクティブ・ラーニングActive Learning  PBL(課題解決型学習) Project-based learning
ディスカッション、ディベート Discussion , Debate
グループワーク Group work
プレゼンテーション Presentation
内容・スケジュール Contents, schedule 授業では、話し言葉(どういう言葉を使ってどのような発音で話すかなど)に対して、私たちヒトが文化を超えて無意識に抱いてしまうバイアスや偏見、差別について解説されたエッセイ(テキストと音声)を中心に読みます。
エッセイの著者は米国出身の新進気鋭の社会心理学者ですが、米国内で我が娘を英仏語バイリンガルに育てようとした(親あるあるの)エピソードなども綴っており、非常に興味深い内容です。言葉に対する隠れたバイアスが差別を生むしくみから、幼少期にすでにバイアスへの敏感性が育つ過程についても科学的に解説しています。

1. Introduction
2  It's Not what you say
3  How you speak it who you are 
4  Your language is your tribe 
5  Burnouts and valley girls 
6  Peers vs. Parents
7  Native Tongues
8  I’m just not as funny in English
9  How language divides us
10  On the basis of speech
11  The monolingual myth: What language do you use to brush your teeth?
12  The bilingual bonus
13  Polyglots preferred
14  It Is what you say
15  Review and discussion
 
準備学習・事後学習 Preparation, review ・予習と復習は必須です。予習は次の授業で扱うテーマに沿った教材と課題に取り組んでもらいます。復習としては、予習と授業で学んだことをさらに深めるための課題に取り組んでもらいます。
・各自の英語の習熟度や興味関心に応じて最適な学習方法がありますので、個別に助言しますので、自分が楽しめる学習方法を見つけてください。    
準備学習・事後学習の時間 準備学習3時間 事後学習1時間(2単位科目)
学外授業 Outside activities 原則として授業は教室で行います。テーマによってはオンラインで海外の大学生と英語で話す機会を提供します。  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 授業での発言内容とレポート課題(50%)と、授業内容の理解を確認するための小テスト(50%)を総合的に評価します。授業の活動への積極的な参加を高く評価します。  
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 提出された課題は、翌週の授業までにコメントを付して返却するとともに、授業の中で全体にポイントを解説する。  
テキスト Textbooks 著者: Katherine D. Kinzler
テキスト: How You Say It: Why We judge Others by the Way They Talk-and the Costs of This Hidden Bias.
出版社:Mariner, New York


本学図書館にも所蔵あり。  
参考図書 References 1. 筧壽雄・西光義弘・嶋村誠 編訳『ランゲージ・ファイル-英語学概論-』研究者出版.
2. 鈴木孝明・白畑智彦 著『ことばの習得-母語獲得と第二言語習得』くろしお出版.
3. Meyer, E. 著 "The Culture Map". Public Affairs.    
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc ・授業の諸連絡や事前資料配布、課題の提出・返却は、Moodleを通して行います。
・異なる文化背景をもつ他者とのコミュニケーションを通して英語を学ぶ機会を提供します。  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470  
SDGsとの関連 Related SDGs 質の高い教育をみんなに Quality education
ジェンダー平等を実現しよう Gender equality
人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities
平和と公正をすべての人に Peace, justice and strong institutions
パートナーシップで目標を達成しよう Partnerships for the goals