Subject Name
|
近代の作家と作品
|
Charge Teacher
|
谷 彰
|
Lectures target
|
|
Class
|
|
Lecture Room
|
635教室
|
Course Time
|
秋学期
|
Day・Period
|
水3
|
Unit Classification
|
|
科目種別
|
講義
|
Unit Count
|
2
|
Matter of prepare
|
|
Notes
|
|
テーマ Theme
|
明治時代の代表的作家と、その代表作の文学的特徴
|
概要 Synopsis
|
この授業では、明治時代の代表的な作家を取り上げ、その伝記を学ぶことにより、作家についての具体的なイメージや文学史的知識を身につける。さらに、その作家の代表的作品を取上げ、文学史的背景を踏まえた分析作業を行うことにより、文学的特徴についても考察する。
|
到達目標 Aim
|
近代文学史に関する知識を身につけ、代表的な作家とその代表作の文学的特徴の理解を深めて、それを自分の言葉で表現できる。
|
授業形態 Class style
|
授業はプリントをテキストとして講義形式で行ない、PowerPointのスライドやOHCなどの教材提示装置、ならびに「課題」提出やプリント配布のためにMoodleを活用しながら進める。
|
使用言語 Language(s)
|
日本語のみ Japanese only
|
アクティブ・ラーニングActive Learning
|
PBL(課題解決型学習) Project-based learning
|
内容・スケジュール Contents, schedule
|
第1回 はじめに 授業のガイダンス & 明治前期の文学状況 第2回 坪内逍遙の略歴と「小説神髄」 第3回 坪内逍遙「当世書生気質」& 二葉亭四迷の略歴 第4回 二葉亭四迷「浮雲」 第5回 森鴎外の略歴と明治二〇年代の文学活動 第6回 森鴎外「舞姫」 & 樋口一葉の略歴 第7回 樋口一葉「たけくらべ」 & 泉鏡花の略歴 第8回 泉鏡花「高野聖」& 小テスト 第9回 島崎藤村の略歴と「破戒」作品解題 第10回 島崎藤村「破戒」 & 田山花袋の略歴 第11回 田山花袋「蒲団」と蒲団事件 第12回 夏目漱石の略歴と自然主義との関係 第13回 夏目漱石「それから」 & 谷崎潤一郎の略歴 第14回 谷崎潤一郎「刺青」 第15回 まとめ ※ 第8回授業終了後にMoodleでの小テストを、第15回授業終了時にまとめとして臨時テストを実施する。試験範囲をよく復習して必ず受験すること。
|
準備学習・事後学習 Preparation, review
|
準備学習として、授業で取り扱う小説は、可能な限り事前に読んで授業に臨むこと。また折に触れ準備学習のための課題を出す。 事後学習として、配布プリントを読み返して個々の作家・作品の文学的特徴を、文学の歴史と関連づけて整理・把握しておくこと。また折に触れ事後学習のための課題を出す。
|
準備学習・事後学習の時間
|
準備学習3時間 事後学習1時間(2単位科目)
|
学外授業 Outside activities
|
予定していない。
|
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria
|
以下に基づく平常評価(100%) ■リアクション・課題(60%):それぞれの提出状況や記述内容・分量に基づく。 ■小テスト(20%):中間期にMoodle上で選択・語句の記入問題10題をによる小テストを実施。「近代文学史に関する知識を身につけ、代表的な作家とその代表作の文学的特徴の理解を深めているか」が評価基準。未受験の場合減点20。 ■まとめとしての臨時テスト(20%):最終授業終了後、「作家と作品の文学史的特徴について」の論述試験を実施。授業内容について「自分の言葉で論理的に表現できているか」が評価基準。未受験の場合減点20。 ※ 欠席・遅刻は回数に応じて減点し、原則として6回以上の欠席は認めない。初回の授業から評価に加える。但し、証明を提示した場合は除く。
|
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period
|
定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
|
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
|
提出課題やまとめテストは採点した上で、Moodleでコメントをフィードバックする。 小テストは、実施後の授業時にポイントを解説する。
|
テキスト Textbooks
|
授業で配布した(Moodleに掲示した)プリント。
|
参考図書 References
|
授業で取り上げる各小説 青空文庫(Moodleにリンク)など 中村光夫『日本の近代小説』岩波新書 伊藤整『日本文壇史1~18』講談社文芸文庫 その他、授業中に紹介する。
|
リンク Link
|
|
Moodleへのリンク Moodle URL
|
https://lms.aichi-u.ac.jp/2024/course/view.php?id=3204
|
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc
|
授業の進め方、成績評価方法、受講の注意点などは初回授業時に説明するので、聞き逃しのないように。 関連する科目として、春学期開講の『近代の文学』を事前に履修しておくとよい。 さらに、日本近代文学に一層の興味・関心を抱いた受講生は、2年次春学期開講の『モダンカルチャー論』を履修することを推奨する。 ※ 課題提出・小テスト・補講などでMoodleを活用するので、毎回Moodleのコースを確認すること。
|
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連
|
各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470
|
SDGsとの関連 Related SDGs
|
|