Subject Name
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心理社会演習
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Charge Teacher
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遊間 義一
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Lectures target
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Class
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Lecture Room
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623教室
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Course Time
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春学期
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Day・Period
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火2
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Unit Classification
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科目種別
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演習
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Unit Count
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2
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Matter of prepare
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Notes
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テーマ Theme
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犯罪心理学の古典を輪読することによって,犯罪心理学の理論を学ぶとともに,科学的な文章を読み取る力を高める
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概要 Synopsis
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犯罪は,個人の行為であるが,他方社会の中で生じる行為でもあり,まさに心理と社会の相互作用の中で生じている。そこで,この授業では,犯罪心理学の古典であるトラビス・ハーシの「非行の原因」をテキストとした輪読を行う。受講者は,これによって犯罪心理学の基礎的な知識を獲得し,犯罪が,心理と社会のどのように結び付きの中で生じるのかを理解することが可能となる。また,使用する教科書は,翻訳ではあるものの日本語としてもよく吟味されているため,科学的な文章がどのように書かれており,読者はそれをどのよう読み取ればいいのかを知る良い教科書ともなっている。
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到達目標 Aim
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犯罪心理学の知識を得るとともに,科学的な文章を読み取る力を高める。
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授業形態 Class style
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演習形式で行う。1回ごとに担当を決め,担当の学生が,割り当てられた部分を報告し,皆で議論する。
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使用言語 Language(s)
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日本語のみ Japanese only
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アクティブ・ラーニングActive Learning
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内容・スケジュール Contents, schedule
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1回目:オリエンテーション 2回目:1章1 緊張理論 3回目:1章2 コントロール理論 4回目:2章1 絆の要素 5回目:2章2 絆の要素間にみられる関連性 6回目:2章3 何に対する絆か? 7回目:2章4 非行への動機づけはいずこに? 8回目:3章 標本とデータ 9回目:4章1 非行の諸定義 10回目:4章2 非行の測定尺度 11回目:5章 非行の社会的分布 12回目:6章1 既存の社会秩序の枠組みに沿って生活している両親への愛着 13回目:6章2 既存の社会秩序の枠組みから逸れた両親への愛着 14回目:6章3 愛着と犯罪誘発的影響との接触 15回目:6章4 父親か母親か
学生の人数や学生の発表の様子によって,内容等を変更する場合がある。
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準備学習・事後学習 Preparation, review
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事前学習:報告を担当する学生はレジメを用意すること。それ以外の学生は該当する部分を熟読し,不明な部分を調べておくこと。 事後学習:該当部分に関して復習すること
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準備学習・事後学習の時間
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準備学習3時間 事後学習1時間(2単位科目)
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学外授業 Outside activities
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学外授業は行いません。
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成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria
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平常評価(100%)で評価する。 ■授業参加態度(100%) 報告(レジュメ作成,報告内容,質疑応答),議論への貢献度により評価する。
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定期試験期間中の試験実施方法 Exam period
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定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
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授業中に口頭で行う。
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テキスト Textbooks
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非行の原因―家庭・学校・社会へのつながりを求めて T. ハーシ (著), Travis Hirschi (原名), 森田 洋司 (翻訳), 清水 新二 (翻訳) 文化書房博文社
*生協ホームページで案内されている教科書リストも確認してください。
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参考図書 References
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授業中に指示する。
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リンク Link
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Moodleへのリンク Moodle URL
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https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=1918
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関連する科目、履修者への要望など Requests, etc
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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連
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各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470
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