年度「2023年度シラバス」、フォルダ「2023年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   専門情報特講  
担当教員   安 智史  
対象学年     クラス      
講義室   712教室   開講学期   通年  
曜日・時限   集中   単位区分   選  
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme ことばと文字/活字/映像の問題  
概要 Synopsis 「ことばと文字/活字/映像の問題」
 文字とは何か、活字とは何か。人類は、文字というメディアに対してどのように接してきたのか?
 そういった問題を、おもに日本の近代文学に即して考えてみたい。
 私たちが普段読む「書物」の形態は、西洋では15世紀のグーテンベルグの印刷機発明と18世紀の用紙の大量生産によって歴史的に可能になったものであり、日本では西洋から近代印刷技術を輸入した、明治期以降せいぜい百数十年のことに過ぎない。
 しかしその間、日本の近代文学は、それら活字印刷技術(タイポグラフィ)を十全に活用した成果を生み出してきた。それを、詩歌を中心とするいくつかの初版本に沿って紹介していきたい。
 さらには、文学作品の映画・映像化の問題まで、意識を拡げたい。
 また、受講者には関連する資料検索とその結果発表も、担当してもらう予定である。  
到達目標 Aim 「ことば」「文字」「映像」というメディアの特徴と魅力に自覚的になること。  
授業形態 Class style 映像資料を含む講義と、受講生の実際の検索とその結果の発表を中心とする。  
使用言語 Language(s) 日本語のみ Japanese only
アクティブ・ラーニングActive Learning 
内容・スケジュール Contents, schedule 第1回 はじめに 音声言語と文字言語
第2回 日本近代文学と活字印刷技術
第3回 日本近代詩歌とその装丁①講義
第4回 日本近代詩歌とその装丁②検索
第5回 日本近代詩歌とその装丁③発表
第6回 映像と近代文学①
第7回 映像と近代文学②
第8回  まとめ  
準備学習・事後学習 Preparation, review 図書館の入庫ガイドを受講し、入庫証を取得しておくことがのぞましい。  
準備学習・事後学習の時間 準備学習0.5時間 事後学習0.5時間(1単位科目)
学外授業 Outside activities 予定なし  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 実地検索・結果発表(50%)と、授業最後に実施する臨時試験(50%)により平常点評価する。

 
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 授業中に口頭で行う。  
テキスト Textbooks プリントを配布する。

※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。  
参考図書 References ほるぷ出版『名著復刻詩歌文学館』シリーズ。
その他、適宜指示する。  
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=1510  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc 授業には極力、欠席や遅刻をしないように。
欠席は1回につき5点、遅刻は1回につき3点の減点とし、減点の合計が20点に達した場合は単位はでない。なお、公共交通機関の遅延による遅刻は、遅延証明書を提出すれば遅刻扱いとはしない。  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470