年度「2023年度シラバス」、フォルダ「2023年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   情報の科学  
担当教員   齊藤 正高  
対象学年     クラス   TB  
講義室   421教室   開講学期   秋学期  
曜日・時限   水3   単位区分    
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme さまざまな情報の性質を理解し、情報をどう処理し、どうつくりだすかを学ぶ。  
概要 Synopsis デジタルデータの構造に注目し,コンピュータがあつかうデータの形式を理解し、簡単なプログラミングを通してデジタルデータの処理を学ぶ。後半はとくに,文字データに着目し,文書から統計をとって、そこから情報を引き出すことを試みる。  
到達目標 Aim この授業でみなさんが、コンピュータの基本的しくみとデータのしくみを理解し、情報処理の手法を身につけることが到達目標です。  
授業形態 Class style 本科目では、文字・画像・音声・動画などの情報そのものの形式を学習し、簡単なプログラミングをしてみる。現代の情報はデジタルデータとして表現されることが多いので,デジタルデータを扱うための道具であるコンピュータのしくみについても,半導体・論理演算など,根底から理解を深める。とくに,文字データについては,パターン一致・キーワード抽出・文書の差異の数量化なども学習する。講義と実習の二つの側面から授業をすすめる。  
使用言語 Language(s) 日本語のみ Japanese only
アクティブ・ラーニングActive Learning 
内容・スケジュール Contents, schedule つぎの項目を順次学習する。
1. 半導体の基礎
2. 論理:論理積・論理和・否定・条件推論などおを学習し、表計算ソフトなどで実習してみる。
3. 加算の論理と四則計算
4. 数値計算:ニュートン・ラフソン法で平方根をもとめ、プログラムを組んでみる。
5. 色彩と画像:簡単な図形をグラフィクスで描いてみる。プログラムを組んでみる。
6. 運動の表現:簡単なアニメーションを描いてみる。プログラムを組んでみる。
7. 音声データ:音声合成を実験してみる。プログラムを組んでみる。
8. 問題解決:ナップサック問題を解いてみる。
9. AIの基礎:マルとバツの画像をコンピュータに推測させてみる。
10. 文字データ:文字コードの基礎を学ぶ
11. 正規表現:パターン一致の方法を学ぶ。
12. 文書検索:正規表現を使い、文書を検索する手法を学ぶ。プログラムを組んでみる。
13. キーワードのスコアリング;文字の中から
14. 統計の処理とレポートの書き方
15. 習得度チェックとレポート提出  
準備学習・事後学習 Preparation, review 準備学習:講義で指定する資料を読んでおくこと。
事後学習:課題を解いておくこと。  
準備学習・事後学習の時間 準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)
学外授業 Outside activities とくになし  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 平常点で評価する。
(成績評価の方法)
1) 課題(30%)  2)習得度チェック(30%)  3) 文字データ処理のレポート(40%)
(成績評価の基準)
1については講義中に出す計算や処理について正確に行えるかという点を評価する。
2については講義でとりあげた基礎知識が身についているかという点をテストの形式で評価する。
3については自らデータを集計し、論理的な考察を述べることができるかという点を評価する。  
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 moodleに確認問題をだすので、各自結果を確認しておくこと。  
テキスト Textbooks 齊藤正高『教養のプログラミング JavaScriptの基本-英語学習ツールとグラフィック-』
ISBN:978-4-7806-1007-9

※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。  
参考図書 References ブライアン・クリスチャン『アルゴリズム思考術』早川書房,2019  
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=2981  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470