年度「2023年度シラバス」、フォルダ「2023年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
Detail of syllabus is in the following.
Subject Name   詩歌を読む  
Charge Teacher   安 智史  
Lectures target     Class      
Lecture Room   712教室   Course Time   秋学期  
Day・Period   月1   Unit Classification    
科目種別   講義   Unit Count  
Matter of prepare    
Notes    
テーマ Theme 近現代詩入門――丸山薫/萩原朔太郎からはじめる  
概要 Synopsis 「詩歌」には、現代のポップ・ミュージックの歌詞から、古代の万葉集までさまざまなものがある。
 たとえば、詩人・草野心平には「●」という有名な詩がある。この黒い丸は、なにを表現しているのか?また、どのように音読するのだろうか?
 詩歌は、私たちのこころを養う言葉の宝庫であり、言葉と文字のパフォーマンスであり、美術であり、演劇でもある。
 本短大部の学生歌(校歌)「梢の歌」を作詞した丸山薫は、本学教授であるとともに、『風立ちぬ』で知られる小説家・堀辰雄や、詩人・三好達治とともに詩誌『四季』を主催した、昭和を代表する主知的抒情詩人だった。現在、豊橋市は薫の業績を記念して「丸山薫賞」を設け、毎年、第一線の現代詩人に贈っている。
 この授業では、私たちに親しい先生・詩人である丸山薫の詩歌から始めて、薫の先生ともいうべき萩原朔太郎や室生犀星。また、薫と親交のあった中原中也など、近現代を中心とした詩人たちの詩歌を味わっていこう。  
到達目標 Aim 詩歌の特徴と、日本語を鑑賞し、味わい、楽しむ力を、本学教授であった詩人・丸山薫をはじめとする近現代詩人たちの実作を鑑賞しながら、深めることができる。  
授業形態 Class style 講義形式による。
なお、テキストは旧仮名遣い(古典仮名遣い)のこともあり,旧漢字を含む場合もあるので、その読みの練習を兼ねる。また、適宜テキストの朗読、質疑応答などを求める。  
使用言語 Language(s) 日本語のみ Japanese only
アクティブ・ラーニングActive Learning 
内容・スケジュール Contents, schedule 1.詩的言語とは何か?…オノマトペとリフレインを中心に
2.丸山薫と短大部学生歌(校歌)「梢の歌」
3.丸山薫の初期文学…オトギバナシ文学と散文詩
4.丸山薫の衝撃…「病める庭園(にわ)」と初期詩篇
5.丸山薫の代表詩篇を読む
6.萩原朔太郎とその周辺①…口語自由詩の完成
7.    同上    ②…形而上的恋愛詩
8.    同上    ③…『猫町』と散文詩
9.中原中也とその周辺①…萩原朔太郎との比較を交えて
10.    同上   ②…丸山薫との関係に触れつつ
11.三好達治と室生犀星①…ふるさとへの想い
12.    同上   ②…モダニズムへの/からの影響
13.詩的レトリックの効果について…古典詩歌から近代へ
14.詩のアヴァンギャルドについて
15.全体のまとめ。  
準備学習・事後学習 Preparation, review 準備学習…詩歌をたくさん読んでおくこと。
事後学習…授業で扱った内容を復習すること。  
準備学習・事後学習の時間 準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)
学外授業 Outside activities 予定なし。各自詩歌テクストをたくさん読んでおくこと。  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 平常評価による。授業最終回におこなう、まとめの臨時テスト80パーセント、その他の平常点(詩歌の朗読や、質疑応答への参加など)20パーセントで評価する。  
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 授業中に口頭で行う。  
テキスト Textbooks プリントを配布する。  
参考図書 References 安智史『萩原朔太郎というメディア―ひき裂かれる近代/詩人』(森話社2008年)
萩原朔太郎著(安智史・栗原飛宇馬編)『詩人はすべて宿命である 萩原朔太郎による詩のレッスン』(国書刊行会2022年)  
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=3122  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc 1年春学期(2年次生も履修可)の「芸術」で取り上げる文学作品や、2年春学期の、宮沢賢治を扱う「文学の環境」、2年秋学期の、戦後以降の現代詩を読む「日本文学演習」にも関連するので、本授業に興味を持った学生には履修をお勧めする。
詩人たちと文学、歴史、芸術、ならびに丸山薫の作詞した本短大部学生歌(校歌)「梢の歌」への愛をもってほしい。  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470