Subject Name
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近代の作家と作品
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Charge Teacher
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谷 彰
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Lectures target
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Class
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Lecture Room
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711教室
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Course Time
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秋学期
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Day・Period
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水3
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Unit Classification
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科目種別
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講義
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Unit Count
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2
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Matter of prepare
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Notes
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テーマ Theme
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明治時代の代表的作家と、その代表作の文学的特徴
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概要 Synopsis
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この授業では、明治時代の代表的な作家を取り上げ、その伝記を学ぶことにより、作家についての具体的なイメージや文学史的知識を身につける。さらに、その作家の代表的作品を取上げ、文学史的背景を踏まえた分析作業を行うことにより、文学的特徴についても考察する。
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到達目標 Aim
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近代文学史に関する知識を身につけ、代表的な作家とその代表作の文学的特徴の理解を深めて、それを自分の言葉で表現できる。
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授業形態 Class style
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授業はプリントをテキストとして講義形式で行ない、PowerPointのスライドやOHCなどの教材提示装置、ならびに「課題」提出やプリント配布のためにMoodleを活用しながら進める。
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使用言語 Language(s)
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日本語のみ Japanese only
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アクティブ・ラーニングActive Learning
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PBL(課題解決型学習) Project-based learning
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内容・スケジュール Contents, schedule
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第1回 はじめに 授業のガイダンス & 明治前期の文学状況 第2回 坪内逍遙「当世書生気質」① 第3回 坪内逍遙「当世書生気質」② & 二葉亭四迷「浮雲」① 第4回 二葉亭四迷「浮雲」② 第5回 森鴎外「舞姫」① 第6回 森鴎外「舞姫」② & 樋口一葉「たけくらべ」① 第7回 樋口一葉「たけくらべ」② & 泉鏡花「高野聖」① 第8回 泉鏡花「高野聖」② & 小テストの説明 第9回 小テスト(オンライン) 第10回 島崎藤村「破戒」① 第11回 島崎藤村「破戒」② & 田山花袋「蒲団]① 第12回 田山花袋「蒲団」② 第13回 夏目漱石「それから」① 第14回 夏目漱石「それから」② & 谷崎潤一郎「刺青」① 第15回 谷崎潤一郎「刺青」② & まとめテスト
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準備学習・事後学習 Preparation, review
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準備学習として、授業で取り扱う小説は、可能な限り事前に読んで授業に臨むこと。また折に触れ準備学習のための課題を出す。 事後学習として、配布プリントを読み返して個々の作家・作品の文学的特徴を、文学の歴史と関連づけて整理・把握しておくこと。また折に触れ事後学習のための課題を出す。
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準備学習・事後学習の時間
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準備学習3時間 事後学習1時間(2単位科目)
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学外授業 Outside activities
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予定していない。
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成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria
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以下に基づく平常評価(100%) ■リアクション・課題(60%):それぞれの提出状況や記述内容・分量に基づく。未提出の場合リアクションは減点2、課題は減点3。提出遅れも適宜減点する。 ■小テスト(20%):中間期にMoodle上で選択・語句の記入問題10題をによる小テストを実施。「近代文学史に関する知識を身につけ、代表的な作家とその代表作の文学的特徴の理解を深めているか」が評価基準。未受験の場合減点20。 ■まとめテスト(20%):最終授業終了後、「作家と作品の文学史的特徴について」の論述試験を実施。授業内容について「自分の言葉で論理的に表現できているか」が評価基準。未受験の場合減点20。
※ 欠席・遅刻は回数に応じて減点し、原則として6回以上の欠席は認めない。初回の授業から評価に加える。但し、やむを得ない事情の場合は除く。
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定期試験期間中の試験実施方法 Exam period
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定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
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・提出された課題やまとめテストは採点した上で、Moodleでコメントをフィードバックする。 ・小テストを実施した際は、後の授業時に解説する。
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テキスト Textbooks
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授業で配布した(Moodleに掲示した)プリント。
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参考図書 References
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授業で取り上げる各小説 青空文庫など 中村光夫『日本の近代小説』岩波新書 伊藤整『日本文壇史1~18』講談社文芸文庫 その他、授業中に紹介する。
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リンク Link
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Moodleへのリンク Moodle URL
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関連する科目、履修者への要望など Requests, etc
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授業の進め方、成績評価方法、受講の注意点などは初回授業時に説明するので、聞き逃しのないように。 関連する科目として、春学期開講の『近代の文学』を事前に履修しておくとよい。 さらに、日本近代文学に一層の興味・関心を抱いた受講生は、2年次春学期開講の『モダンカルチャー論』を履修することを推奨する。 ※ 状況に応じて、オンデマンド授業で行う場合もある。事前に授業やMoodleで周知するので、その心づもりでいること。また、対面・遠隔の別なくMoodleを活用するので、毎回Moodleのコースを確認すること。
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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連
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各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470
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