年度「2023年度シラバス」、フォルダ「2023年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   近代の作家と作品  
担当教員   谷 彰  
対象学年     クラス      
講義室   711教室   開講学期   秋学期  
曜日・時限   水3   単位区分    
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme 明治時代の代表的作家と、その代表作の文学的特徴  
概要 Synopsis この授業では、明治時代の代表的な作家を取り上げ、その伝記を学ぶことにより、作家についての具体的なイメージや文学史的知識を身につける。さらに、その作家の代表的作品を取上げ、文学史的背景を踏まえた分析作業を行うことにより、文学的特徴についても考察する。  
到達目標 Aim 近代文学史に関する知識を身につけ、代表的な作家とその代表作の文学的特徴の理解を深めて、それを自分の言葉で表現できる。  
授業形態 Class style 授業はプリントをテキストとして講義形式で行ない、PowerPointのスライドやOHCなどの教材提示装置、ならびに「課題」提出やプリント配布のためにMoodleを活用しながら進める。  
使用言語 Language(s) 日本語のみ Japanese only
アクティブ・ラーニングActive Learning  PBL(課題解決型学習) Project-based learning
内容・スケジュール Contents, schedule 第1回 はじめに 授業のガイダンス & 明治前期の文学状況 
第2回 坪内逍遙「当世書生気質」①
第3回 坪内逍遙「当世書生気質」② & 二葉亭四迷「浮雲」①
第4回 二葉亭四迷「浮雲」② 
第5回 森鴎外「舞姫」① 
第6回 森鴎外「舞姫」② & 樋口一葉「たけくらべ」①
第7回 樋口一葉「たけくらべ」② & 泉鏡花「高野聖」① 
第8回 泉鏡花「高野聖」② & 小テストの説明
第9回 小テスト(オンライン)
第10回 島崎藤村「破戒」①
第11回 島崎藤村「破戒」② & 田山花袋「蒲団]①
第12回 田山花袋「蒲団」② 
第13回 夏目漱石「それから」①
第14回 夏目漱石「それから」② & 谷崎潤一郎「刺青」①
第15回 谷崎潤一郎「刺青」② & まとめテスト
 
準備学習・事後学習 Preparation, review 準備学習として、授業で取り扱う小説は、可能な限り事前に読んで授業に臨むこと。また折に触れ準備学習のための課題を出す。
事後学習として、配布プリントを読み返して個々の作家・作品の文学的特徴を、文学の歴史と関連づけて整理・把握しておくこと。また折に触れ事後学習のための課題を出す。  
準備学習・事後学習の時間 準備学習3時間 事後学習1時間(2単位科目)
学外授業 Outside activities 予定していない。  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 以下に基づく平常評価(100%)
■リアクション・課題(60%):それぞれの提出状況や記述内容・分量に基づく。未提出の場合リアクションは減点2、課題は減点3。提出遅れも適宜減点する。
■小テスト(20%):中間期にMoodle上で選択・語句の記入問題10題をによる小テストを実施。「近代文学史に関する知識を身につけ、代表的な作家とその代表作の文学的特徴の理解を深めているか」が評価基準。未受験の場合減点20。
■まとめテスト(20%):最終授業終了後、「作家と作品の文学史的特徴について」の論述試験を実施。授業内容について「自分の言葉で論理的に表現できているか」が評価基準。未受験の場合減点20。

※ 欠席・遅刻は回数に応じて減点し、原則として6回以上の欠席は認めない。初回の授業から評価に加える。但し、やむを得ない事情の場合は除く。
 
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 ・提出された課題やまとめテストは採点した上で、Moodleでコメントをフィードバックする。
・小テストを実施した際は、後の授業時に解説する。  
テキスト Textbooks 授業で配布した(Moodleに掲示した)プリント。  
参考図書 References 授業で取り上げる各小説 青空文庫など
中村光夫『日本の近代小説』岩波新書
伊藤整『日本文壇史1~18』講談社文芸文庫
その他、授業中に紹介する。  
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=3063  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc 授業の進め方、成績評価方法、受講の注意点などは初回授業時に説明するので、聞き逃しのないように。
関連する科目として、春学期開講の『近代の文学』を事前に履修しておくとよい。
さらに、日本近代文学に一層の興味・関心を抱いた受講生は、2年次春学期開講の『モダンカルチャー論』を履修することを推奨する。
※ 状況に応じて、オンデマンド授業で行う場合もある。事前に授業やMoodleで周知するので、その心づもりでいること。また、対面・遠隔の別なくMoodleを活用するので、毎回Moodleのコースを確認すること。  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470