年度「2023年度シラバス」、フォルダ「2023年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   コミュニティ論  
担当教員   高木 秀和  
対象学年     クラス      
講義室   241教室   開講学期   春学期  
曜日・時限   金3   単位区分    
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme 「古今東西のコミュニティ事情」  
概要 Synopsis  わたしたちは,集団行動の好き嫌いに関わらず,そして昔も今も変わらず,他者と関わり合いながら生きていかざるを得ない。この授業では,「20xx年の豊橋市」というように特定の時代や場所のコミュニティのみを扱うのではなく,具体的なデータや事例をみながら日本を中心とする古今東西のコミュニティ事情を考える。そして,新たな時代のコミュニティとの関わり方や,コミュニティの一員としてコミュニティづくりへ参加する意義や方法などについて考えたい。
 この授業では,高校時代の社会科の知識や暗記はとくに必要としない。  
到達目標 Aim コミュニティに関する基礎的な知識や考え方とともに,新たな時代のコミュニティとの関わり方やコミュニティづくりの意義や方法について理解することができる。  
授業形態 Class style 講義形式で行う。
パワーポイントを使用し,担当者が撮影した写真などを多用する予定。
双方向的な講義を心がけ,数回毎にリアクションペーパーを配布し,質問・意見を書いてもらう。書かれた質問・意見への回答は,次回の講義で行う。
授業の理解度と予復習の状況を確認するため,講義期間中に3回の小レポート提出を課す。  
使用言語 Language(s) 日本語のみ Japanese only
アクティブ・ラーニングActive Learning  PBL(課題解決型学習) Project-based learning
内容・スケジュール Contents, schedule 第1回 コミュニティ論とは何か 講義内容を俯瞰する
第2回 日本のコミュニティの特徴(1) かたち(形態)から考える
第3回 日本のコミュニティの特徴(2) しくみ(構造)から考える
第4回 日本のコミュニティの特徴(3) コミュニティ政策の変化から考える
第5回 日本のコミュニティの特徴(4) 21世紀のコミュニティ事情から考える
第6回 事例からみるコミュニティの諸相(1) 少子・高齢化とコミュニティの衰退
第7回 事例からみるコミュニティの諸相(2) ソーシャルキャピタルとは何か
第8回 事例からみるコミュニティの諸相(3) 地域づくりとコミュニティビジネス
第9回 事例からみるコミュニティの諸相(4) 都市農村交流が目指すもの
第10回 事例からみるコミュニティの諸相(5) 地域の居場所づくりが果たす役割
第11回 日本と世界のコミュニティ(1) 日本のコミュニティは特殊なのか
第12回 日本と世界のコミュニティ(2) 増加する在留外国人
第13回 日本と世界のコミュニティ(3) 異文化コミュニケーション
第14回 日本と世界のコミュニティ(4) コミュニティと防災・減災
第15回 講義のまとめ 新たな「コミュニティ論」の可能性  
準備学習・事後学習 Preparation, review 〈準備学習〉第1~13回の授業で,次回の授業内容に関する新聞・雑誌記事を配布する。準備学習として必ず読み,意見・感想や疑問点などをまとめておくこと。
〈事後学習〉講義中に配布した資料(講義資料,新聞・雑誌記事)をよく読み,ノートの内容を整理する。授業内容に関する疑問点をリストアップする。課題レポートの作成を進める。  
準備学習・事後学習の時間 準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)
学外授業 Outside activities なし  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria  平常評価で評価する。
■通常授業期間中に提出する臨時レポート(50%):課題レポートは,予習用教材として第1~13回の授業で配布する新聞・雑誌記事を読み,指定した回の記事内容を「要約」する。記事の要約と授業内容を受け,自分の「意見」をまとめる。授業期間中の指定された期限までに3回提出する。
■授業参加態度(50%):講義期間中に不定期に配布するリアクションペーパーに書かれた内容を評価する。具体的には,授業内容に対する質問・意見・感想などを書いてもらう。  
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 リアクションペーパーに書かれた質問・意見への回答は,「前回の質問への回答」と題した文書にまとめ,次回の授業の冒頭で配布および口頭でフィードバックする。
提出されたレポート課題は、授業時に口頭にてフィードバックを行う。  
テキスト Textbooks 特定のものは使用しない。毎回資料を配布する。  
参考図書 References その都度紹介する。中学・高校時代に使用した地図帳があれば持参されたい。
農山漁村の生活を感覚的に知りたい人は,元町夏央『南紀の台所』(1-4巻,集英社)を読んでほしい。  
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=1876  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc 関連する科目として,『地域観光論』も履修することが望ましい。  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470