Subject Name
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社会と福祉
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Charge Teacher
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鈴木 真理
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Lectures target
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Class
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Lecture Room
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633教室
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Course Time
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春学期
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Day・Period
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木2
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Unit Classification
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科目種別
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講義
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Unit Count
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2
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Matter of prepare
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Notes
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テーマ Theme
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福祉的視点を持ち社会を俯瞰する
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概要 Synopsis
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少子化が予測よりも早いペースで進み人口の減少に歯止めがかからない日本。このままでは日本を支える担い手が不足し、国自体の存続も危ぶまれます。また、2019年度末から続く新型コロナウィルス感染症は、未だ流行しては落ち着きを繰り返し終息には至っていません。この長引く新型コロナウィルス感染症との共存により、私たちの生活スタイルや働き方は大きく変わりました。このように、社会生活を送る中で自分の努力だけではどうにも抗うことができない出来事に直面し、ともすれば、あたり前の生活を送ることが困難になってしまうことがあります。そんな時、最低限の生活が維持できるように支えるのが福祉です。 講義では福祉制度や福祉サービスだけを学ぶのではなく、それぞれの分野の課題にも注目し、その課題の背景にある社会状況に目を向けながら社会と福祉の関係についても考察していきます。 一人ひとりが自分のこれからの人生とリンクさせながら、社会と福祉のより良いあり方について考える機会となるような授業を展開します。
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到達目標 Aim
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①社会生活上の困難と社会構造の関係が理解できる ②様々な福祉課題を自分事として捉え、考えることができる ③福祉的視点を持つことができる
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授業形態 Class style
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講義形式
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使用言語 Language(s)
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日本語のみ Japanese only
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アクティブ・ラーニングActive Learning
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ディスカッション、ディベート Discussion , Debate
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内容・スケジュール Contents, schedule
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1.イントロダクション「福祉の対象は誰か」 2.子ども家庭福祉①「現代社会と子ども」 3.子ども家庭福祉②「少子化対策と子育て支援」 4.子ども家庭福祉➂「教育と福祉~学齢期の子どもたちの今」 5.子ども家庭福祉④「家族構成の変化と課題」 6.子ども家庭福祉➄「家庭の中の見えにくい貧困」 7.子ども家庭福祉⑥「社会的自立とは~ひきこもる子どもたち」 8.子ども家庭福祉➆「子どもを守る仕組み」 9.障害と福祉 「障害は個人の問題なのだろうか?」 10.精神保健と福祉 「現代社会とメンタルヘルス~ストレスマネジメント」 11.高齢者と福祉 「高齢社会と介護保険制度」 12.女性と福祉 「性別役割分担と社会構造」 13.地域と福祉 「地域とのつながりを考える」 14. 社会保障制度 「社会保障制度のしくみ」 15.多様性と福祉 「共生社会を目指すために」
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準備学習・事後学習 Preparation, review
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事前学習:社会の出来事や動向に関心を持って講義に臨んでください。事前課題を課すことがあります 事後学習:講義内容を振り返りながら、キーワードを整理しておきましょう
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準備学習・事後学習の時間
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準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)
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学外授業 Outside activities
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予定していません
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成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria
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平常評価(100%) ・講義毎のリアクションペーパー(80%) 講義の中で取り上げた内容について、 ①課題が生まれる社会的背景について考え、述べられている ➁自分や家族の生活と関連付けて考察されている ③誰もがより良く生活していけるためにはどうしたらよいか。という視点から自分の意見が述べられている
・講義参加態度(20%) ・講義や話し合いに積極的に参加している ・他の学生の発言にうなづいたり、相槌をうったりして反応を示している
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定期試験期間中の試験実施方法 Exam period
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定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
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・課題へのフィードバックはコメントを添えて返却、もしくは次回講義で紹介・解説を行います
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テキスト Textbooks
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特定のものは使用しません
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参考図書 References
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必要に応じ講義内で紹介します
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リンク Link
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Moodleへのリンク Moodle URL
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https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=1875
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関連する科目、履修者への要望など Requests, etc
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政治や経済、社会問題等、社会の動向に広く関心を持つようにしてください
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学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連
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各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470
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