年度「2023年度シラバス」、フォルダ「2023年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   芸術  
担当教員   安 智史  
対象学年     クラス      
講義室   621教室   開講学期   春学期  
曜日・時限   月1   単位区分   選必  
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme 「現代アート・ヴィジュアルの研究━文学と芸術 19世紀末アートから現代のアニメーションまで」  
概要 Synopsis   19世紀末ヨーロッパ文学・芸術をはじめとして,20世紀以降の文学・芸術運動や、実験アニメ,近代日本文学者・詩人達と諸芸術ジャンルとの出会いなどについて考える。
  また、戦後日本の実験映画や、現代日本の、アート色の強い商業アニメーション作家(庵野秀明、押井守、磯原邦彦、新房昭之など)への影響なども適宜考えていきたい。  
到達目標 Aim 20世紀以降、現代アートの多様性を知る。充分に理解できないままでも構わないので、現代アートに驚き、世界への、これまでにない見方・まなざしを身につけることができる。  
授業形態 Class style  講義形式による。
 なお、テキストは旧仮名づかい(古典仮名づかい)のこともあるので、その読みの練習を兼ねる。文学に興味を持つことと、旧仮名づかいを読んでみようという意欲を持つことが望ましい。
  また、上記の庵野秀明、押井守、新房昭之、幾原邦彦、今敏といったアニメーション・映像作家に興味・関心を持つことが望ましい。  
使用言語 Language(s) 日本語のみ Japanese only
アクティブ・ラーニングActive Learning 
内容・スケジュール Contents, schedule 第1回
 授業の概略の説明。
  この際に、旧仮名づかいと旧漢字を読む。成績には無関係だが、出席すること自体を履修の条件とするので、かならず出席してほしい。
2.ポピュラーカルチャーとアヴァンギャルド芸術
3.シュルレアリスムから現代アニメーションへ
4.ダダイスムからシュルレアリスムを中心に①…その始まりと展開
5.ダダイスムからシュルレアリスムを中心に②…アンドレ・ブルトンを中心に
6.分断される身体。第一次大戦と文学①…第一次大戦の歴史的意味
7.分断される身体。第一次大戦と文学②…芸術への影響
8.戦後日本のアヴァンギャルド芸術へ
9.アートアニメーション、アヴァンギャルド音楽①…久里洋二など
10.アートアニメーション、アヴァンギャルド音楽②…林静一など 
11.サブカルチャー…商業アニメーション、映画①…庵野秀明、今敏など
12.サブカルチャー…商業アニメーション、映画②…幾原邦彦、新房昭之など
13.日本近代文学への影響①…日本近現代詩
14.日本近代文学への影響②…モダニズムの時代
15.全体のまとめ  
準備学習・事後学習 Preparation, review 準備学習、事後学習いずれにおいても、芸術作品の鑑賞。文学作品の読書。  
準備学習・事後学習の時間 準備学習2時間 事後学習2時間(2単位科目)
学外授業 Outside activities 各自がより多くのアート作品に触れること。  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 平常評価による。授業最終回におこなう、まとめの臨時テスト80パーセント。それ以外の平常点(授業時の質疑応答への参加など)を20パーセントとする。  
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 定期試験期間中には筆記試験を実施しない。No exams are required during the exam period.
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 授業中に口頭で行う  
テキスト Textbooks とくに定めないが,授業中,適宜指示するので参照されたい。

※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。  
参考図書 References とくに定めないが,授業中,適宜指示するので参照されたい。  
リンク Link  
Moodleへのリンク Moodle URL https://lms.aichi-u.ac.jp/2023/course/view.php?id=1874  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc 後期における「詩歌を読む」「映像文化」との関連が深いので、本授業に興味を持った学生には履修をお勧めする。
日本近現代文学と、現代のサブカルチャーと、その両者に興味、関心を拡げてみてほしい。
また、2年次生には、宮沢賢治を扱う春学期「文学の環境」も、詩歌とアートに興味のある学生には履修をお勧めしたい。  
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と授業科目の関連 各授業科目は、各学部・学科・研究科の定める学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)と教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に基づき、カリキュラム上に配置されています。学位授与方針と各授業科目との関連については、カリキュラム・マップに掲載されています。カリキュラム・マップでは、科目毎に到達目標を示し、それらの到達目標が、DPとCPに基づき設定された学習・教育目標、国際理解、地域理解・地域貢献のどの項目と関連するのかを示します。https://www.aichi-u.ac.jp/profile/concept#b-712470