科目名
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専門資料論
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担当教員
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細井 岳登
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対象学年
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クラス
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講義室
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650教室
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開講学期
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春学期
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曜日・時限
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月4
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単位区分
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選
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科目種別
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講義
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単位数
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1
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準備事項
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備考
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テーマ Theme
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情報化社会における専門資料の利用と図書館における資料へのアクセス
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概要 Synopsis
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インターネットなど情報通信技術の発達により、日々膨大な量の情報が発信され、消費されていく。偽(フェイク)ニュースが、あたかも真実のように発信されていたりする。利用する私たちの側も、偽ものを見破り、不正確なものに疑問をもつメディアリテラシーを身につけ、高めていく必要がある。 しかし単なる偽情報ではなく、正しいと考えて出されている情報でも、本当に正しいのか判断しなくてはならない場合もある。特に昨年来私たちの生活に大きな影響を及ぼしている新型ウィルスによる感染症のように、新しい事象で完全に解明はされておらず、専門家の間でも見解が分かれているような場合、その分野の専門的な知識を持たない一般市民にとって、何が正しいのか判断することは、とても難しいことである。 このような現在進行形の事象で、専門家の見解も一致していないということは、学術研究における専門的な知識の形成途上においては、普通のみられることである。一般市民が専門的な知見に基づく情報を受け取る上で、専門的知識について、その形成過程なども含めて、その特質を理解しておく必要がある。 この授業では、専門的知識の特質やそれらが記された専門資料の特徴についての理解を図る。専門的知識やそれを生み出す学術研究は、それぞれの専門分野に分かれて営まれている。授業では全ての分野を取り上げるこは不可能なので、まず我々の暮らしに影響してくるような医療・健康分野や、環境や災害に関わる分野の専門資料やその研究について取り上げていく予定である。それに加えて、受講生の関心のある分野やテーマ(卒論で取り組むテーマなど)の専門資料についても、受講生と相談しながら取り上げていきたい。対面授業が実施できるのであれば、実際に該当する分野の専門資料を大学図書館で探して、資料を見てみる機会も設けたい。 専門資料について学ぶことを通して、妥当性のある専門的知識に基づく資料や情報であるか否かについて、見極めるための基礎的な判断力を身につけてもらいたい。例えばそのダイエット本は、本当に効果があるのか、立ち止まって判断できるようになるために!
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到達目標 Aim
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専門資料とはどのようなものか、資料の特徴や、専門的知識の特質や社会のなかでの位置づけ、図書館での提供/利用のあり方などについて理解する。専門的知識に基づく資料や情報としての妥当性、確かさを自ら見極め、活用していけるための基礎的な判断力を身につける。
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授業形態 Class style
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講義形式。レジュメや参考資料のプリントを配布して、講義していく形を基本とするが、受講人数が数人程度であれば、図書館でも授業を行う予定である。実際に図書館で専門資料を探すことを体験し、専門資料個々を見て知るとともに、図書館のどの棚にどのような資料があるのかという、分野ごとの資料群を知る機会にしたい。
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使用言語 Language(s)
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1.【〇】 日本語のみ Japanese only 2.【 】 日本語と外国語 Japanese and foreign language(s) 3.【 】 外国語(日本語以外)のみ Foreign language(s) other than Japanese
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アクティブ・ラーニング Active Learning
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1.【 】 PBL(課題解決型学習) Project-based learning 2.【〇】 ディスカッション、ディベート Discussion , Debate 3.【〇】 グループワーク Group work 4.【 】 プレゼンテーション Presentation 5.【 】 実習、フィールドワーク Applied practice , Fieldwork
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内容・スケジュール Contents, schedule
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1.専門資料とは何か:図書館の情報資源のなかの専門資料の特徴:世のなかにあふれる疑似科学本 2.専門的研究(学術研究)の方法と専門的知識の形成:新型コロナウイルスについての研究やノーベル賞獲得競 争、研究不正問題などを通して理解する 3.科学/技術分野の研究の社会への影響と専門的知識の利用:新型コロナウィルス感染症などの医療・健康問 題、水俣病や福島原発事故などの公害・環境問題、気候変動と自然災害の事例などから考えてみる 4.専門分野、特定主題と資料の特性-図書館で専門資料を探してみる1:まずは図書館の書架から専門分野ご との資料群をみてみよう 5.専門分野、特定主題と資料の特性-図書館で専門資料を探してみる2:各自の関心のあるテーマで資料を探し てみよう 6.専門分野、特定主題と資料の特性-図書館で専門資料を探してみる3:各自の関心のあテーマの資料をみてみ よう-専門資料の内容と叙述形式の特徴を知る。 7.わたしたちの暮らしにおける専門的な知識・情報への理解と活用:例えば新型コロナウィルスへの対応な ど…“正しく怖れる”って、どうすればよいのか?
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準備学習・事後学習 Preparation, review
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授業中は能動的にノートをとり、各自のノートや配布したレジュメや資料を読んで復習し、理解に努めること。 さらに授業で学んだことを踏まえて、実際に図書館を利用して、各自関心のある分野などの専門資料の所蔵状況や専門資料の特徴について調べるなどして、理解を深めてもらいたい。
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学外授業 Outside activities
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実施予定なし
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成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria
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総合評価で評価する。 ■学期末試験期間中に実施する単位レポートの評価(60%) ■受講態度および授業の理解度(授業内容の理解に努める姿勢を、図書館での資料探しや授業内容への質問、リアクションペーパーへの記述などにより評価する)(40%) 出席回数は2/3以上を原則とするが、受講対象が短大2年生なので、特に就職活動等の出席でないやむを得ない事情があれば2/3に満たなくても、期末試験の受験を認める。
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定期試験期間中の試験実施方法 Exam period
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1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。An exam will be held during the exam period. 2. 【〇】 定期試験期間中に単位レポートを課す。A report must be submitted during the exam period. 3. 【 】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。No exams or report are required during the exam period.
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テキスト Textbooks
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特定のテキストは用いない。参考文献は、授業時に適宜紹介する。
※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。
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参考図書 References
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授業で適宜紹介する
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【レベル1】対面、遠隔授業の実施形態
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<愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル1の場合】> 【〇】対面授業 【 】遠隔授業(資料配布・提示型、オンデマンド型)
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【レベル2】対面、遠隔授業の実施形態
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<愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル2の場合】> 【 】対面授業 【〇】遠隔授業①(資料配布・提示型、又はオンデマンド型) 【 】遠隔授業②(ライブ中継型)
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リンク Link
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Moodleへのリンク
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https://lms.aichi-u.ac.jp/2021/course/view.php?id=4956
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関連する科目、履修者への要望など Requests, etc
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個別の専門資料や書誌検索ツール、データベースについて、授業で実際に探したり、紹介できるものは限られるので、関心のある専門分野,テーマについては、授業時間以外でも各自で調べて,卒論等に活かしてもらいたい。なお各自の探したい分野、テーマの資料について、探し方のアドバイスなど応えられる範囲で協力する。
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