科目名
|
エンターテイメント文化
|
担当教員
|
谷 彰
|
対象学年
|
|
クラス
|
|
講義室
|
620教室
|
開講学期
|
秋学期
|
曜日・時限
|
火2
|
単位区分
|
|
科目種別
|
講義
|
単位数
|
2
|
準備事項
|
|
備考
|
|
テーマ Theme
|
まんが文化の歴史的展開
|
概要 Synopsis
|
現代日本のエンターテイメント文化には,映画・音楽・テレビ・ゲーム・スポーツなど様々なジャンルがある。その中でも代表的なもの(日本が世界に誇りうるもの)に,まんが文化がある。「MANGA」は今や国際語となり,日本まんがはアジア諸国のみならず欧米にも進出し,数多くの人々に支持されている。 日本でなぜ「まんが文化」がこのように発展したのか。この授業では,日本の「まんが文化の歴史的展開」を,様々な歴史的出来事や出版文化の歴史との関わりから明らかにする。その過程で,各時代を代表するようなまんが作者とその代表作を紹介し,時代とまんがとの関係などについても考察する。 なお授業で取り上げるのは,古代・中世から昭和前期までの「現代マンガ前史」となり,現在読まれているマンガは直接的対象とはしない。また授業では、日本の歴史(特に近代史)に関しても度々言及するので、背景となる歴史についての事前学習も必要となる。
|
到達目標 Aim
|
日本の大衆文化に関する教養を身につけ、大衆文化と歴史的出来事との関連性について自分の言葉で表現できる。
|
授業形態 Class style
|
授業はプリントをテキストとして講義形式で行ない、PowerPointのスライドやOHCなどの教材提示装置、ならびに「課題」提出やプリント配布のためにMoodleを活用しながら進める。
|
使用言語 Language(s)
|
1.【○】 日本語のみ Japanese only 2.【 】 日本語と外国語 Japanese and foreign language(s) 3.【 】 外国語(日本語以外)のみ Foreign language(s) other than Japanese
|
アクティブ・ラーニング Active Learning
|
1.【〇】 PBL(課題解決型学習) Project-based learning 2.【 】 ディスカッション、ディベート Discussion , Debate 3.【 】 グループワーク Group work 4.【 】 プレゼンテーション Presentation 5.【 】 実習、フィールドワーク Applied practice , Fieldwork
|
内容・スケジュール Contents, schedule
|
第1回 授業のガイダンス & 「まんが」とは何か 第2回 古代・中世の絵巻物① 第3回 古代・中世の絵巻物② 第4回 古代・中世の絵巻物③ & 江戸の様々なまんが的表現① 第5回 江戸の様々なまんが的表現② 第6回 江戸の様々なまんが的表現③ 第7回 江戸まんがから近代漫画への展開 & ポンチの登場① 第8回 ポンチの登場② 第9回 ポンチの登場③ & 小テスト 第10回 明治のコマ漫画① 第11回 明治のコマ漫画② 第12回 大正前期の漫画① 第13回 大正前期の漫画② & 大正後期のマンガ① 第14回 大正後期のマンガ② & 昭和前期のマンガ① 第15回 昭和前期のマンガ② & まとめテスト
|
準備学習・事後学習 Preparation, review
|
準備学習として、授業で扱う時代の歴史的背景などを事前に調べて授業に臨むこと。また折に触れ、準備学習のための「課題」を出す。 事後学習として、配布プリントを読み返して、各時代の歴史的出来事とまんが文化の歴史の関連性について、その内容を整理・把握しておくこと。また折に触れ、事後学習のための「課題」を出す。
|
学外授業 Outside activities
|
予定していない。
|
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria
|
平常評価(100%) ■リアクションペーパーと「課題」の提出状況や記述内容・分量(60%) ■中間期にMoodle上で実施する小テスト(20%):授業のキーワード等の理解度の確認 ■最終授業後に実施するまとめテスト(20%):日本の歴史的出来事とまんが文化との関係について具体的事例を示しながら論述
以上に基づき評価する。欠席・遅刻は回数に応じて減点し、原則として6回以上の欠席は認めない。初回の授業から評価に加える。
|
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period
|
1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。An exam will be held during the exam period. 2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。A report must be submitted during the exam period. 3. 【○】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。No exams or report are required during the exam period.
|
テキスト Textbooks
|
授業で配布したプリント。
|
参考図書 References
|
清水勲『図説 漫画の歴史』河出書房新社 清水勲『年表 日本漫画史』臨川書店 その他、授業中に指示する。
|
【レベル1】対面、遠隔授業の実施形態
|
<愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル1の場合】> 【○】対面授業 【 】遠隔授業(資料配布・提示型、オンデマンド型)
|
【レベル2】対面、遠隔授業の実施形態
|
<愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル2の場合】> 【 】対面授業 【○】遠隔授業①(資料配布・提示型、又はオンデマンド型) 【 】遠隔授業②(ライブ中継型)
|
リンク Link
|
|
Moodleへのリンク
|
https://lms.aichi-u.ac.jp/2021/course/view.php?id=19456
|
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc
|
授業の進め方、成績評価方法、受講の注意点等は初回授業時に説明するので、聞き逃しのないように。 特定の関連科目はないものの、日本文化エリアの科目群を合わせて受講すると、エンターテイメント文化を含めた日本文化の全体像が把握できるようになる。 ※ 状況に応じて、オンデマンド授業で行う場合もある。事前に授業やMoodleで周知するので、その心づもりでいること。また、対面・遠隔の別なくMoodleを活用するので、毎回Moodleのコースを確認すること。
|