年度「2021年度シラバス」、フォルダ「2021年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   食物学  
担当教員   須川 妙子  
対象学年     クラス      
講義室   620教室   開講学期   秋学期  
曜日・時限   水3   単位区分   選必  
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme 日本の食文化史からみる「文化としての食」のありかた  
概要 Synopsis 日本の食文化は「和食」としてユネスコ無形文化遺産に登録されている。しかしながら、日本の食文化の形成過程と、そこに込められた祖先の思いを理解している人はどれだけいるのだろうか。身近にあって見過ごしがちな日本の食文化について、その本質を考える機会としたい。講義では、主として「もてなし料理」に着目し、その形成と変遷を、時代背景や他の文化芸術、他国との関連を含めて追っていく。その歴史を通して貫かれている日本の食文化の「核」とは何か、日本の食文化における「美意識」はどのようなものか、について講義する。さらに、適宜に設ける学生間の議論の場を通して、「文化としての食のあり方」、国際関係をも考慮に入れた「これからの日本の食のあり方」について自身の考えを深めていく。  
到達目標 Aim 1.日本の食の歴史を知り、自身の食文化および他民族の食文化を尊重できる
2.日本の食のありかたについての自身の考えを言葉(書き言葉・話言葉)で表現できる  
授業形態 Class style 講義形式を基本とする。
資料はMoodleへ掲載する。  
使用言語 Language(s) 1.【〇】 日本語のみ  Japanese only
2.【 】 日本語と外国語  Japanese and foreign language(s)
3.【 】 外国語(日本語以外)のみ Foreign language(s) other than Japanese  
アクティブ・ラーニング Active Learning 1.【〇】 PBL(課題解決型学習)  Project-based learning
2.【 】 ディスカッション、ディベート Discussion , Debate
3.【 】 グループワーク Group work
4.【 】 プレゼンテーション Presentation
5.【 】 実習、フィールドワーク Applied practice , Fieldwork  
内容・スケジュール Contents, schedule 第1回 ガイダンス
第2回 日本人の自然観・宗教観
第3回 食文化の核①米
第4回 食文化の核②食具
第5回 食文化の核③旨味・発酵食 
第6回 日常食と郷土食
第7回 儀礼・行事にみる日本の食文化
第8回 食膳形式の発展①大饗~精進
第9回 食膳形式の発展②本膳~懐石
第10回 中間まとめ(映像鑑賞)
第11回 料理文化の展開①料理書と料理屋
第12回 料理文化の展開②洋食文化
第13回 今後の学習継続のために
第14回 最終レポートに関する質疑応答、仕上げ、≪提出≫
第15回 最終レポートへの講評・質疑応答
 
※各テーマ順序は変更することがある。変更の場合は、Moodleへ掲載する。  
準備学習・事後学習 Preparation, review 準備学習:前回授業の要点をおさらいする・参考文献に目を通す
事後学習:授業内容の要点をまとめる・自身の食環境と授業内容を関連づけてみる・参考文献等に目を通す

 
学外授業 Outside activities 実施しない  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 平常評価
授業中に行うミニレポート(50%):授業中に課された課題について、自身の考えを述べることができる
最終レポート(50%):授業内容を基礎知識とし、食に関する資料を収集して課題解決ができる
 
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。An exam will be held during the exam period.
2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。A report must be submitted during the exam period.
3. 【〇】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。No exams or report are required during the exam period.  
テキスト Textbooks 使用しない
 
参考図書 References 授業内で適宜示す  
【レベル1】対面、遠隔授業の実施形態 <愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル1の場合】>
【〇】対面授業
【 】遠隔授業(資料配布・提示型、オンデマンド型)  
【レベル2】対面、遠隔授業の実施形態 <愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル2の場合】>
【 】対面授業
【〇】遠隔授業①(資料配布・提示型、又はオンデマンド型)
【 】遠隔授業②(ライブ中継型)  
リンク Link  
Moodleへのリンク https://lms.aichi-u.ac.jp/2021/course/view.php?id=19416  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc ・【重要】≪レベル1の場合≫授業で使用する資料は、Moodleへ掲載するので、各自で入手すること(教室では
     配布しない)。教室へパソコンを持参して画面上で見ることも可能
・【重要】連絡事項はMoodleへ掲載するので、常に確認すること
・健康・栄養や料理(ダイエット、栄養計算や料理法など)の授業ではないことを承知の上で受講すること