年度「2021年度シラバス」、フォルダ「2021年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   芸術  
担当教員   安 智史  
対象学年     クラス      
講義室   712教室   開講学期   春学期  
曜日・時限   月1   単位区分   選必  
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ Theme 「文学と芸術━19世紀末から現代のサブカルチャーまで」  
概要 Synopsis   19世紀末ヨーロッパ文学・芸術をはじめとして,20世紀以降のアヴァンギャルド文学・芸術運動や、実験アニメ,近代日本文学者・詩人達と諸芸術ジャンルとの出会いなどについて考察する。
  また、戦後日本のアヴァンギャルド映画や、現代日本の、アート色の強い商業アニメーション作家(庵野秀明、押井守、磯原邦彦、新房昭之ら)への影響なども適宜考えていきたい。  
到達目標 Aim 20世紀以降、現代アートの多様性を知る。充分に理解できないままでも構わないので、現代アートに驚き、世界への、これまでにない見方・まなざしを身につけることができる。  
授業形態 Class style  講義形式による。
 なお、テキストは旧仮名遣い(古典仮名遣い)のこともあるので、その読みの練習を兼ねる。文学に興味を持つことと、旧仮名づかいを読んでみようという意欲を持つことが望ましい。
  また、上記の庵野秀明、押井守、新房昭之、幾原邦彦、今敏といったアニメーション・映像作家に興味・関心を持つことが望ましい。  
使用言語 Language(s) 1.【〇】 日本語のみ  Japanese only
2.【 】 日本語と外国語  Japanese and foreign language(s)
3.【 】 外国語(日本語以外)のみ Foreign language(s) other than Japanese  
アクティブ・ラーニング Active Learning 1.【〇】 PBL(課題解決型学習)  Project-based learning
2.【 】 ディスカッション、ディベート Discussion , Debate
3.【〇】 グループワーク Group work
4.【 】 プレゼンテーション Presentation
5.【 】 実習、フィールドワーク Applied practice , Fieldwork  
内容・スケジュール Contents, schedule 第1回
 授業の概略の説明。
  対面授業の場合、この際に、旧仮名遣いと旧漢字の読みの小テストを行う。成績には無関係だが、出席すること自体を履修の条件とするので、かならず出席してほしい。
2.ポピュラーカルチャーとアヴァンギャルド芸術
3.シュルレアリスムから現代アニメーションへ
4.ダダイスムからシュルレアリスムを中心に①…その始まりと展開
5.ダダイスムからシュルレアリスムを中心に②…アンドレ・ブルトンを中心に
6.分断される身体。第一次大戦と文学①…第一次大戦の歴史的意味
7.分断される身体。第一次大戦と文学②…芸術への影響
8.戦後日本のアヴァンギャルド芸術へ
9.アートアニメーション、アヴァンギャルド音楽①…久里洋二など
10.アートアニメーション、アヴァンギャルド音楽②…林静一など 
11.サブカルチャー…商業アニメーション、映画①…庵野秀明、今敏など
12.サブカルチャー…商業アニメーション、映画②…幾原邦彦、新房昭之など
13.日本近代文学への影響①…日本近現代詩
14.日本近代文学への影響②…モダニズムの時代
15.全体のまとめ  
準備学習・事後学習 Preparation, review 準備学習、事後学習いずれにおいても、芸術作品の鑑賞。文学作品の読書。  
学外授業 Outside activities 各自がより多くのアート作品に触れること。  
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria 授業最終回におこなう、まとめの臨時テスト80パーセント、それ以外の平常点(授業時の質疑応答への参加など)を20パーセントとする。  
定期試験期間中の試験実施方法 Exam period 1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。An exam will be held during the exam period.
2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。A report must be submitted during the exam period.
3. 【〇】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。No exams or report are required during the exam period.  
テキスト Textbooks とくに定めないが,授業中,適宜指示するので参照されたい。

※生協ホームページで案内されている教科書リストも確認ください。  
参考図書 References とくに定めないが,授業中,適宜指示するので参照されたい。  
【レベル1】対面、遠隔授業の実施形態 <愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル1の場合】>
【〇】対面授業
【 】遠隔授業(資料配布・提示型、オンデマンド型)  
【レベル2】対面、遠隔授業の実施形態 <愛知大学活動制限指針別の実施形態【レベル2の場合】>
【 】対面授業
【〇】遠隔授業①(資料配布・提示型、又はオンデマンド型)
【 】遠隔授業②(ライブ中継型)  
リンク Link  
Moodleへのリンク https://lms.aichi-u.ac.jp/2021/course/view.php?id=4336  
関連する科目、履修者への要望など Requests, etc 後期における「詩歌を読む」「映像文化」との関連が深いので、本授業に興味を持った学生には履修をお勧めする。
日本近現代文学と、現代のサブカルチャーと、その両者に興味、関心を拡げてみてほしい。