年度「2018年度シラバス」、フォルダ「2018年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   日本文学演習  
担当教員   安 智史  
対象学年     クラス      
講義室   712教室   開講学期   秋学期  
曜日・時限   月2   単位区分    
科目種別   演習   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ 「詩歌を味わう――中原中也詩篇」  
概要 「詩歌を味わう――中原中也詩篇」
 この授業のセメスターは2年秋学期。短大部の皆さんも、いわば、人生の微妙な時期であると思う。
 そういう時期にこそ、週に一度、この時間に、出席者の皆で、詩を味わってみよう。
 テキストに収録されている中原中也詩歌を、声に出して読んでいこう。
 あまり細かい解釈はしなくて良いとしよう。
 ただし、漢字の読みと意味はきちんと確認。中也の生きた時代なので旧仮名遣い(古典仮名遣い)が使用されているが、まずは読み進めていこう。
 そうして、出席者の皆で、意見や感想を交換しよう。
 そういった、詩歌を読むということの、もっとも基本的な形を実践しつつ、文学作品を皆で読むという、「演習」の、もっとも基本的な形を、履修者一同で作り上げることを目指す。
 詩歌が好きな学生や、興味はあるけれど、あまり今まで触れることができなかった学生の、積極的な参加を期待している。
 なおこの授業は、安の担当する「詩歌を読む」との関連性も高い。

*卒業研究において安ゼミを選択している学生は、かならず履修することを原則とする。  
到達目標 詩歌を読み、味わう感性と知識を深める。  
授業形態 演習形式。
 出席者全員で分担しての詩の朗読。基本事項(漢字の読み、語釈。テクストが制作・発表された時期)の確認。全員での討論。  
内容・スケジュール *第1回目に以後のスケジュールを決定するので出席のこと。万が一出席できない場合は、あらかじめ安に連絡するか、履修する友人に伝言のこと。
 無断で第1回目の授業を欠席したものは、履修を認めない。

第1回
 テキストの内容や,授業の進め方についてのガイダンス。
 発表担当者のスケジュールについての決定。
第2回 予備日。
第3回
 決定したスケジュールにしたがって,
 1.発表担当者による、テキストの担当箇所についての、基本事項(漢字の読み、詩篇の作成された時期など)の確認。
 2.出席者全員で分担しての、詩の朗読。
 3.討論。
  これを毎回行う予定。
4.発表第2回
5.  第3回
6.  第4回
7.  第5回
8.  第6回
9.前半のまとめ、予備日2.  
10.発表第7回 
11.  第8回
12.  第9回
13.  第10回
14.  第11回
15.予備日3.  
準備学習・事後学習 事前学習として、発表担当日の詩歌の確認。それ以外の回も、あらかじめテキストを読んでおくこと。
事後学習として、授業で扱った内容の再確認。  
学外授業 とくに予定していないが、各自、詩歌をたくさん読むこと。  
成績評価の方法と基準 平常点とする。発表内容(50%)と、授業最終回に提出する、詩歌をテーマとする臨時レポート(50%)によって総合的に評価する。  
定期試験期間中の試験実施方法 1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。
2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。
3. 【〇】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。  
テキスト 中原中也『中原中也全詩集』角川ソフィア文庫2007年刊  
参考図書 適宜指示する。  
関連する科目、履修者への要望など 詩歌への愛を持つこと。  
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