科目名
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近代の作家と作品
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担当教員
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谷 彰
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対象学年
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クラス
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講義室
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621教室
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開講学期
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秋学期
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曜日・時限
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水3
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単位区分
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科目種別
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講義
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単位数
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2
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準備事項
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備考
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テーマ
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明治~大正期の文学史的背景と個々の作家・作品の特徴
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概要
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この授業では、明治~大正時代の代表的な作家を取り上げ、その伝記を学ぶことにより、作家についての具体的なイメージや文学史的知識を身につける。さらに、その作家の代表的作品を取上げ、文学史的背景を踏まえた分析作業を行うことにより、文学的特徴についても考察する。
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到達目標
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明治~大正初期の近代文学史に関する知識を身につけ、代表的な作家・作品の文学的特徴について分析する力を身につけることができる。
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授業形態
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授業は講義形式で行ない,配布プリントやOHCなどの教材提示装置を利用しながら進める。
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内容・スケジュール
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第1回 はじめに —授業のガイダンス (1) 明治前期の文学状況 第2回 (2) 坪内逍遙「当世書生気質」 第3回 (3) 二葉亭四迷「浮雲」① 第4回 (3) 二葉亭四迷「浮雲」② 第5回 (4) 森鴎外「舞姫」① 第6回 (4) 森鴎外「舞姫」② 第7回 (5) 樋口一葉「たけくらべ」 第8回 (6) 泉鏡花「高野聖」① 第9回 (6) 泉鏡花「高野聖」② 第10回 (7) 島崎藤村「破戒」 第11回 (8) 田山花袋「蒲団」 第12回 (9) 夏目漱石「それから」① 第13回 (9) 夏目漱石「それから」② 第14回 (10) 谷崎潤一郎「刺青」 第15回 (11) 芥川龍之介「地獄変」
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準備学習・事後学習
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準備学習として、授業で取り扱う小説は、可能な限り事前に読んで授業に臨むこと。また折に触れ、「準備学習のための課題」を出す。 事後学習として、配布プリントを読み返して個々の作家・作品の文学的特徴を、文学の歴史と関連づけて整理・把握しておくこと。また折に触れ、「事後学習のための課題」を出す。
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学外授業
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予定していない。
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成績評価の方法と基準
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総合評価で評価する。 ■学期末試験(60%):文学的知識を踏まえつつ、近代の代表的な作家・作品の文学的特徴を分析的に説明することができる。 ■平常評価(40%):毎回提出するリアクションペーパーと、複数回提出する「準備学習・事後学習のための課題」の記述内容により評価する。欠席・遅刻は回数に応じて減点し、原則として6回以上の欠席は認めない。
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定期試験期間中の試験実施方法
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1. 【〇】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。 2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。 3. 【 】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。
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テキスト
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授業で配布したプリント。
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参考図書
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中村光夫『日本の近代小説』岩波新書 伊藤整『日本文壇史1~18』講談社文芸文庫 その他、授業中に指示する。
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関連する科目、履修者への要望など
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関連する科目として、春学期開講の『近代の文学』を事前に履修しておくとよい。さらに、日本近代文学に一層の興味・関心を抱いた受講生は、2年次春学期開講の『モダンカルチャー論』を履修することをお勧めする。
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リンク
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