科目名
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食物学
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担当教員
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須川 妙子
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対象学年
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クラス
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講義室
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712教室
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開講学期
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秋学期
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曜日・時限
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水3
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単位区分
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選必
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科目種別
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講義
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単位数
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2
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準備事項
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備考
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テーマ
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「食べる」とはなにか
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概要
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食にまつわるさまざまの事象の歴史と現在を知りこれからの食のあり方について考える。とくに、日本の食文化に関しての詳細を学ぶ。
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到達目標
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1.食の歴史と現在を知りさまざまな食文化を尊重できる 2.食のありかたについて自身の考えをもつ 3.食のありかたについての自身の考えを言葉(書き言葉・話言葉)で表現できる
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授業形態
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講義形式が基本だが、視聴覚資料の鑑賞や受講生間の議論の場も適宜設ける
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内容・スケジュール
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第1回 ガイダンス (「食」を学ぶ意義・レポート課題、成績評価について・参考文献紹介・討論の回の下準備について 等) ※シラバス(このページ)をプリントアウトして持参のこと 第2回 「食べること」を考える①(映像観賞『ブタがいた教室』日活) 第3回 世界の食文化(多様性と生活文化) 第4回 食べることと心の関係 第5回 「食べること」を考える②(討論) 討論用参考文献:鳥山敏子『いのちに触れる』太郎次郎社 森達也『いのちの食べ方』理論社 小川糸『食堂かたつむり』ポプラ社 第6回 日本の食文化①(米)(発酵) 第7回 日本の食文化②(食膳形式) 第8回 日本の食文化③(嗜好品)(芸術との関係) 第9回 日本の食文化④(映像鑑賞) 第10回 日本の食文化⑤(討論)自身の食生活は日本の食文化史を継承しているのか 第11回 討論・食の流通について考える 討論用参考文献:中村康彦『日本の食糧が危ない』岩波新書 鶴見良行『バナナと日本人』岩波新書 第12回 討論・和食とはなにか 第13回 討論・食育について考える 討論用参考文献:岩村暢子『変わる家族・変わる食卓』中公文庫 表真美『食卓と家族』世界思想社 第14回 単位レポートに関する情報交換と指導 第15回 理解度確認試験および解説
※各テーマの取扱い回数、順序は受講生の状況により適宜変更することがある ※受講生の興味関心、理解度に応じて適宜ふさわしいテーマに変更することがある
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準備学習・事後学習
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準備学習:前回授業の要点をおさらいする・参考文献に目を通す 事後学習:授業内容の要点をまとめる・参考文献等に目を通す
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学外授業
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予定はしていないが、ふさわしい展示会等あれば見学会を臨時に実施したい
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成績評価の方法と基準
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総合評価で評価する ■理解度確認(50%):授業内容を基礎知識として、日本の食のあり方について自身の言葉で述べることができる ■単位レポート(50%):授業内容を基礎知識として、食に関する課題を発見し、資料収集して課題解決ができる ※配点は理解度確認、単位レポートの結果をみて変更の可能性がある
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定期試験期間中の試験実施方法
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1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。 2. 【○】 定期試験期間中に単位レポートを課す。 3. 【 】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。
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テキスト
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使用しない
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参考図書
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授業内で適宜示す
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関連する科目、履修者への要望など
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・食生活の実践に直結する内容(栄養計算や料理法、ダイエットなど)の授業ではないことを承知の上で受講すること ・授業時間以外にも事前事後学習に取り組むこと ・講義内容は自筆で書き取ること。パソコン入力、スマホ等での板書等の撮影、録音は禁止する ・討論の回について ①十分な事前学習(③参照)の上で出席し、積極的な発言で議論を進めること。 ②思いついたことを「お喋りするだけでは議論にならない」ことを十分に認識すること ③討論用の参考資料に目を通し、授業中に示す課題をやってくること ④他者の尊厳を傷つけるような言動は慎むこと ※【重要】15回目の授業が気象状況等不測の事態による休講となった場合は、定期試験期間中のこの科目の課題レポート提出と同一時間に実施する。その場合は、開始時間厳守で集合のこと。また、その場合の「試験」は追試験対象にはならない
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リンク
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