年度「2018年度シラバス」、フォルダ「2018年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   芸術  
担当教員   安 智史  
対象学年     クラス      
講義室   712教室   開講学期   春学期  
曜日・時限   月1   単位区分   選必  
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ 「文学と芸術━19世紀末から現代のサブカルチャーまで」  
概要   19世紀末ヨーロッパ芸術をはじめとして,20世紀以降のアヴァンギャルド芸術運動や,近代日本文学者・詩人達と諸芸術ジャンルとの出会いなどについて考察する。
  また、戦後日本のアヴァンギャルド映画や、現代日本の、アート色の強い商業アニメーション作家(庵野秀明、押井守、磯原邦彦、新房昭之ら)への影響なども適宜考えていきたい。  
到達目標 20世紀以降、現代アートの多様性を知る。充分に理解できないままでも構わないので、現代アートに驚き、世界への、これまでにない見方・まなざしを身につける。  
授業形態  講義形式による。
 なお、テキストは旧仮名遣い(古典仮名遣い)のこともあり,旧漢字を含む場合もある。その読みの練習を兼ねる。毎回テキストの朗読,質疑応答,小レポートを求める。
 文学に興味を持つことと、旧仮名づかいを読んでみようという意欲を持つことが求められる。また、上記の庵野秀明、押井守、新房昭之、幾原邦彦、今敏といったアニメーション・映像作家に興味・関心を持つことが望ましい。  
内容・スケジュール 第1回
  旧仮名遣いと旧漢字の読みの小テストを行う。
 履修する学生は必ず,第1回目の授業に出席すること。第1回授業に出席しなかったものは、履修を認めない。
 第2回以降も毎回,学生諸君にテキストの朗読を課す。

第2回目以降
2.  一.20世紀文学と芸術・・・アヴァンギャルド芸術運動について
3.    a.分断される身体。第一次大戦と文学①
4.          同上          ②
5.  b.ダダイスムからシュルレアリスムを中心に①
6.         同上                 ②
7.         同上                 ③ 
8.    c.戦後日本のアヴァンギャルド芸術への影響
9.    1.アートアニメーション、アヴァンギャルド音楽①
10.          同上                   ② 
11.    2.サブカルチャー…商業アニメーション、映画①
12.         同上                      ②
13.二.日本近代文学への影響
        a.日本近現代詩
14.    b.モダニズムの時代
15.全体のまとめ  
準備学習・事後学習 旧仮名遣い(古典仮名遣い)の学習。文学作品の読書、芸術作品の鑑賞。  
学外授業 各自がより多くのアート作品に触れること。  
成績評価の方法と基準 平常点とする。以下の要素が特に重視される。

1. 授業第1回目に,旧仮名遣い(古典仮名遣い)の読みの小テストを行う。
 成績そのものには反映しないが、小テストを受けること自体を履修の条件とするので、履修希望の学生は必ず,第1回目の授業に出席すること。
 第1回の授業に、正当な理由なく欠席の場合は、単位を認めない。
2.授業最終回「まとめ」として実施する臨時テスト。

 授業最終回におこなう、まとめの臨時テストを100点満点とし、以下の諸点をマイナス点とする。
A,文学の関連する話題が中心となり,しばしば旧仮名遣い(古典仮名遣い)のテキストを朗読してもらう。そのための興味関心・意欲をもつこと。
  読みそのものの巧拙は一切成績に含めない。ただし、やむを得ない理由を除く遅刻・欠席等で担当を怠った場合、1回の担当欠席につき-2点とする。
B,私語厳禁。1回の注意についてマイナス21点。したがって、かりに臨時テストで100点であっても2回注意された段階で単位は認められない。
C,出欠そのものは一切平常点に加えない。私語をしつつ出席しても単位は認めない。  
定期試験期間中の試験実施方法 1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。
2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。
3. 【〇】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。  
テキスト とくに定めないが,授業中,適宜指示するので参照されたい。  
参考図書 とくに定めないが,授業中,適宜指示するので参照されたい。  
関連する科目、履修者への要望など 日本近現代文学と、現代のサブカルチャーと、その両者に興味、関心を拡げるてみること。  
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