年度「2018年度シラバス」、フォルダ「2018年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   地域観光論  
担当教員   高木 秀和  
対象学年     クラス      
講義室   634教室   開講学期   秋学期  
曜日・時限   金3   単位区分    
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ 「日本と世界から地域観光を考える」  
概要  この授業では,観光を人間の文化や社会という観点からとらえ,東海地方だけではなく,ひろく日本と世界の観光地域の事例をいくつか紹介しながら,観光(現象)や観光地域の歴史,現状,課題を考察する。また,わたしたちの生活する地域社会と観光との関係を見つめなおし,地域社会における観光の役割や可能性についても考えてみたい。なお,受講するにあたり,高校時代の社会科の知識や暗記はとくに必要としない。  
到達目標  日本と世界の観光地域の形成,現状,課題を整理しながら,地域社会や自分自身の問題として観光を考えることができる。  
授業形態  講義形式で行う。
 パワーポイントを使用し,担当者が撮影した写真などを多用する予定。
 双方向的な講義を心がけ,数回毎にリアクションペーパーを配布し,質問・意見を書いてもらう。書かれた質問・意見への回答は,次回の講義で行う。  
内容・スケジュール 第1回 地域観光論とは何か 講義内容を俯瞰する
第2回 観光の概念と歴史(1) 人間はなぜ旅をするのか
第3回 観光の概念と歴史(2) 文化の観光資源化
第4回 観光の概念と歴史(3) 日本人と観光
第5回 観光の概念と歴史(4) 日本の観光政策と観光の動向
第6回 観光の概念と歴史(5) 外国人観光客が選ぶ観光資源
第7回 日本と世界の観光地域(1) 自然観光地域と観光資源
第8回 日本と世界の観光地域(2) 温泉観光地域と観光資源
第9回 日本と世界の観光地域(3) 農山漁村観光地域と観光資源
第10回 日本と世界の観光地域(4) 歴史文化観光地域と観光資源
第11回 日本と世界の観光地域(5) 都市観光地域と観光資源
第12回 地域社会と観光(1) あなたのまちの地域資源と観光振興策
第13回 地域社会と観光(2) 観光まちづくりという考え方
第14回 地域社会と観光(3) 誰のための観光まちづくりなのか
第15回 講義のまとめ 新たな「地域観光論」の可能性  
準備学習・事後学習 〈準備学習〉先回の講義と次回の講義の内容が連動しているため,事後学習が準備学習にもなる。しっかり復習して講義に臨まれたい。
〈事後学習〉講義中に配布した資料(レジメ,新聞or雑誌記事)をよく読み,ノートの内容を整理してほしい。
〈準備・事後学習〉もちろん,下記のレポート課題作成も,事後学習や準備学習になる。レポート作成を通して,自らの興味・関心の幅を広げてほしい。  
学外授業  なし  
成績評価の方法と基準 平常評価で評価する。
■通常授業期間中に提出する臨時レポート(60%):課題レポートは,受講生の着眼点や独創性などを評価する。具体的には,授業中に配布する新聞・雑誌記事について「要約」「補足」「意見」をまとめたものを2回提出する。
■授業参加態度(40%):講義期間中に不定期に配布するリアクションペーパーに書かれた内容を評価する。具体的には,授業内容に対する質問・感想・意見などを書いてもらう。    
定期試験期間中の試験実施方法 1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。
2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。
3. 【○】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。  
テキスト  特定のものは使用しない。毎回資料を配布する。    
参考図書  その都度紹介する。中学・高校時代に使用した地図帳があれば持参されたい。
 農山漁村の資源を感覚的に知りたい人は,元町夏央『南紀の台所』(1-4巻,集英社)を読んでほしい。  
関連する科目、履修者への要望など  関連する科目として,事前に『コミュニティ論』を履修することが望ましい。  
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