科目名
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日本文学演習
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担当教員
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安 智史
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対象学年
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クラス
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講義室
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712教室
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開講学期
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秋学期
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曜日・時限
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月2
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単位区分
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科目種別
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演習
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単位数
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2
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準備事項
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備考
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テーマ
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「詩歌を味わう――中原中也詩篇」
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概要
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「詩歌を味わう――中原中也詩篇」 この授業のセメスターは2年秋学期。短大部の皆さんも、いわば、人生の微妙な時期であると思う。 そういう時期にこそ、週に一度、この時間に、出席者の皆で、詩を味わってみよう。 テキストに収録されている中原中也詩歌を、声に出して読んでいこう。 あまり細かい解釈はしなくて良いとしよう。 ただし、漢字の読みと意味はきちんと確認。中也の生きた時代なので旧仮名遣い(古典仮名遣い)が使用されているが、まずは読み進めていこう。 そうして、出席者の皆で、意見や感想を交換しよう。 そういった、詩歌を読むということの、もっとも基本的な形を実践しつつ、文学作品を皆で読むという、「演習」の、もっとも基本的な形を、履修者一同で作り上げることを目指す。 詩歌が好きな学生や、興味はあるけれど、あまり今まで触れることができなかった学生の、積極的な参加を期待している。 ただし前述のように、旧仮名遣い(古典仮名遣い)の詩である。漢字の読みと意味はきちんと確認してくること。 なおこの授業は、安の担当する「詩歌を読む」との関連性も高い。 *卒業研究において安ゼミを選択している学生は、かならず履修することを原則とする。
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到達目標
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詩歌を読み、味わう感性と知識を深める。
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授業形態
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演習形式。 出席者全員で分担しての詩の朗読。基本事項(漢字の読み、語釈。テクストが制作・発表された時期)の確認。全員での討論。
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内容・スケジュール
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*第1回目に以後のスケジュールを決定するので出席のこと。万が一出席できない場合は、あらかじめ安に連絡するか、履修する友人に伝言のこと。 無断で第1回目の授業を欠席したものは、履修を認めない。
第1回 テキストの内容や,授業の進め方についてのガイダンス。 発表担当者のスケジュールについての決定。 第2回 予備日。 第3回 決定したスケジュールにしたがって, 1.発表担当者による、テキストの担当箇所についての、基本事項(漢字の読み、詩篇の作成された時期など)の確認。 2.出席者全員で分担しての、詩の朗読。 3.討論。 これを毎回行う予定。 4.発表第2回 5. 第3回 6. 第4回 7. 第5回 8. 第6回 9.前半のまとめ、予備日2. 10.発表第7回 11. 第8回 12. 第9回 13. 第10回 14. 第11回 15.予備日3.
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準備学習・事後学習
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事前学習として、発表担当日の詩歌の確認。それ以外の回も、あらかじめテキストを読んでおくこと。 事後学習として、授業で扱った内容の再確認。
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学外授業
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とくに予定していないが、各自、詩歌をたくさん読むこと。
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成績評価の方法と基準
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平常点とする。発表内容(50%)と、授業最終回に提出する、詩歌をテーマとする臨時レポート(50%)によって総合的に評価する。
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定期試験期間中の試験実施方法
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1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。 2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。 3. 【〇】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。
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テキスト
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中原中也『中原中也全詩集』角川ソフィア文庫2007年刊
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参考図書
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適宜指示する。
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関連する科目、履修者への要望など
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リンク
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