科目名
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日本文学の歴史
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担当教員
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松村 美奈
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対象学年
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クラス
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講義室
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640教室
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開講学期
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春学期
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曜日・時限
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火4
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単位区分
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科目種別
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講義
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単位数
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2
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準備事項
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備考
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テーマ
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日本古典文学の世界を概観する-女流作家の系譜をたどる-
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概要
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多くの古典文学作品があるが、特に女流作家の作品、及びその歴史を追究していく。各時代の主要な作家と作品を取り上げながら、時代との関わり、作品の特色、文学性の違いなどを見極めていく。また、現代の女流作家作品との比較などもしていきたい。
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到達目標
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・作品を通して、その時代の女性の生き方などを読み取ることができる。 ・作家のものの見方・感じ方を理解することができる。 ・時代ごとの文学的特色を理解することができる。
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授業形態
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・講義形式を中心とする。人数によっては、討論形式にすることもある。
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内容・スケジュール
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1.ガイダンス-本講義のねらいについて- 2.古代の女性文学-『万葉集』の中の女性たち① 3.古代の女性文学-『万葉集』の中の女性たち② 4.平安の女性文学-『古今和歌集』の中の女性たち① 5.平安の女性文学-『古今和歌集』の中の女性たち② 6.平安の女性日記文学-『蜻蛉日記』と『更級日記』- 7.平安の女性日記文学-『和泉式部日記』と『紫式部日記』- 8.平安の歴史物語-『栄華物語』と赤染衛門- 9.平安の女性文学-『源氏物語』について① 10.平安の女性文学-『源氏物語』について②-DVD鑑賞- 11.中世の女性文学-時代背景と文学の特色について 12.中世の女性文学-阿仏尼『十六夜日記』 13.近世の女性文学①-江戸時代の特質について- 14.近世の女性文学②-女性作家たちの活躍について- 15.全体のまとめ-現代文学作品との比較から-
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準備学習・事後学習
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準備学習として、作家や作品についてあらかじめ国語便覧などで予習しておくこと。 事後学習として、配布された資料を再度見直し、自分なりに内容をまとめておくこと。
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学外授業
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予定なし。
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成績評価の方法と基準
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・平常評価で評価する。 〇授業への参加態度(50%):授業中に意見を求めた際の対応及び意見文の内容により評価する。講義内容を踏まえ、時代ごとの女性の生き方や考え方について、自らの意見が出せているかを中心に評価する。 〇通常授業期間中に提出する臨時レポート(50%):課題の趣旨を適切に理解した上で、自らの視点を定めた意見を示すことができているかを中心に評価する。特に時代ごとの文学的特色や、作家のものの見方、感じ方を自分なりに理解してることを求める。
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定期試験期間中の試験実施方法
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1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。 2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。 3. 【〇】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。
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テキスト
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使用しない。
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参考図書
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授業中に紹介する。 資料適宜プリントを配布する。(参考テキスト)『はじめて学ぶ日本女性文学史』(ミネルヴァ書房)
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関連する科目、履修者への要望など
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・必要以外、私語は厳禁。 ・毎回簡単な意見文を提出してもらうので、積極的な態度で授業に参加すること。
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リンク
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