年度「2017年度シラバス」、フォルダ「2017年度シラバス - 豊橋校舎 - 短期大学部
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   食物学  
担当教員   須川 妙子  
対象学年     クラス      
講義室   722教室   開講学期   秋学期  
曜日・時限   水1   単位区分   選必  
科目種別   講義   単位数  
準備事項    
備考    
テーマ 「食べる」とはなにか  
概要 食にまつわるさまざまの事象の歴史と現在を知りこれからの食のあり方について考える  
到達目標 1.食の歴史と現在を知りさまざまな食文化を尊重できる
2.食のありかたについて自身の考えをもつ
3.食のありかたについての自身の考えを言葉(書き言葉・話言葉)で表現できる  
授業形態 講義形式が基本だが、視聴覚資料の鑑賞や受講生間の議論の場も適宜設ける  
内容・スケジュール 第1回 ガイダンス(「食べること」を学ぶ意義・レポート課題、成績評価について・参考文献紹介 等) 
        ※シラバス(このページ)をプリントアウトして持参のこと
第2回 「食べること」を考える①(映像観賞『ブタがいた教室』日活)
第3回 「食べること」を考える②(討論)
        討論用参考文献:鳥山敏子『いのちに触れる』太郎次郎社
                             森達也『いのちの食べ方』理論社
                             小川糸『食堂かたつむり』ポプラ社
第4回 世界の食文化(多様性と生活文化)
第5回 日本の食文化①(歴史1)
第6回 日本の食文化②(歴史2)
第7回 日本の食文化③(芸術性)
第8回 食べることと健康①(栄養)
第9回 食べることと健康②(おいしさ)
第10回 現代の食について考える①(心)(討論)
       討論用参考文献:安野モヨコ『脂肪という名の服を着て』文春文庫
                            水島広子『「やせ願望」の精神病理』PHP新書  
第11回 現代の食について考える②(流通・情報)(討論)
          討論用参考文献:中村康彦『日本の食糧が危ない』岩波新書
                            鶴見良行『バナナと日本人』岩波新書
第12回 現代の食について考える③(食育)(討論)
       討論用参考文献:岩村暢子『変わる家族・変わる食卓』中公文庫
                            表真美『食卓と家族』世界思想社
第13回 単位レポート情報交換会
第14回 理解度確認
第15回 理解度確認の講評

※各テーマの取扱い回数、順序は受講生の状況により適宜変更することがある
※受講生の興味関心、理解度に応じて適宜ふさわしいテーマに変更することがある  
準備学習・事後学習 準備学習:前回授業の要点をおさらいする・参考文献に目を通す
事後学習:授業内容の要点をまとめる・参考文献等に目を通す  
学外授業 予定はしていないが、ふさわしい展示会等あれば見学会を臨時に実施したい  
成績評価の方法と基準 理解度確認(50%)
単位レポート(50%)
※配点は理解度確認、単位レポートの結果をみて変更の可能性がある  
定期試験期間中の試験実施方法 1. 【 】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。
2. 【○】 定期試験期間中に単位レポートを課す。
3. 【 】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。

 
テキスト 使用しない
 
参考図書 授業内で適宜示す  
関連する科目、履修者への要望など 食生活の実践に直結する内容(栄養計算や料理法、ダイエットなど)の授業ではないことを承知の上で受講すること
討論の回は、受講生の議論によって成立します。十分な事前学習の上で出席し、積極的な発言で議論を進めること
※「思いついたことをお喋りするだけ」では議論にならないことを十分に認識したうえで出席してください。
 
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