科目名
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教養数学Ⅱ
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担当教員
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冨岡 茂樹
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対象学年
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クラス
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講義室
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235教室
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開講学期
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秋学期
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曜日・時限
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水2
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単位区分
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選必
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科目種別
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講義
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単位数
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2
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準備事項
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備考
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テーマ
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社会人として必要な数学力養成と就職試験対策
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概要
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高校時代までに学ぶ数学が多彩な内容である為、理解ではなく記憶に頼る学習になっている学生が増加している。その為、社会人基礎力として必要と思われる数学的能力が不足し、企業側はその素養を試すSPI検査などを、試験で課すようになってきている。この講義では、そうした素養を一定の時間をかけて多くの問題を解くことにより、考える能力を高めたり基礎の記憶を呼び戻す時間としたい。
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到達目標
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① 就職試験や公務員試験などの基礎力として必要な非言語分野(数学力)の実力養成 ② 社会人として必要な数学知識を身に着ける。
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授業形態
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講義形式および問題演習。理解度チェックテスト
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内容・スケジュール
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1 方程式の解き方の復習。方程式を用いて文章題を解く。濃度算の解き方. 2 割合の考え方。損益算の解き方。料金計算の仕方。 3 割合と比。比の計算。相当算の解き方 4 速度・距離・時間の関係。速度算の解き方。通過算の解き方。 5 場合の数。順列組合せ。 6 確率の計算。整数の性質のまとめ 7 集合論。ベン図と表を使って文章をまとめる。 8 表の読み取り。平均の計算。 9 資料の見方。統計の基本(度数分布表,ヒストグラム,相関関係など). 10 推論(順序関係・正誤関係)。命題と論証. 11 グラフの領域。不等式と領域。総合確認テスト①. 12 整数の性質(約数の個数,倍数の性質他)。総合確認テスト②. 13 ブラックボックス。演算の考え方。総合確認テスト③. 14 文章題の解法(相当算,流水算,消去算他)。総合確認テスト④. 15 数列。図形の面積。総合確認テスト⑤. ※総合確認テスト(全範囲から幅広く出題)
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準備学習・事後学習
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準備学習としては、内容・スケジュールの項目について、高校時代までに学んだ基本事項を復習しておいて下さい。また理解力チェックテストを毎回実施し、次回に答案を返却して解説するので自分の到達度,理解度を確認して下さい。特に11回から15回は、総合問題により幅広い内容に対応できるようにします。事後学習は、授業で実施したテストの問題で7割を超える正答率が出せるように復習して下さい。
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学外授業
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なし
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成績評価の方法と基準
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毎回実施する確認テストによる学習状況と出席状況を合わせて平常評価(40%)とし、筆記試験(60%)により総合的な到達度を評価する。確認テストおよび筆記試験は、SPI検査の過去問題から模擬問題を作成して実施するので、このテストで7割以上の正答を出せること到達目標として評価する。
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定期試験期間中の試験実施方法
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1. 【〇】 定期試験期間中に筆記試験を実施する。 2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。 3. 【 】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。
定期試験期間中に筆記試験を実施する。
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テキスト
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〈テキスト〉 SPI対策問題集〈就職情報研究会編・実務教育出版)
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参考図書
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授業中に指示する。
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関連する科目、履修者への要望など
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春に実施する「教養数学Ⅰ」を受講し、幅広い知識や基礎力を身に着けた上で、この講義を受講することが望ましい。就職試験用SPI検査の受験対応を考える場合は、この講義のみの受講でも可。
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リンク
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